- 能力診断試験
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どんな試験があるのかを知る 会社によって違う
能力判定試験はその名の通り、能力を判定する試験ですが、例外はあるものの多くの会社では一定以上の設問を規定の時間内に処理して、その正答数で能力を図る試験を採用していることが多いようです。
就職試験で多く採用されている、リクルート社の商品である「SPIテスト」のようなものから、大量の書類の中から優先順位を判断し処理していく「インバスケット試験」、またあるテーマについて事前に資料を作成し試験官にプレゼンテーションする「プレゼン試験」まで企業によって様々です。
しかし、この能力判定試験の特徴として、問題集や書籍などの専門書が数多く出版されているため、しっかり準備できるということです。
そして、コツコツとしか積み上がらないことも特徴の一つかもしれません。
これまで仕事を通じて自分の能力を上げてきた人や元から能力が高い人は、ほとんど勉強や練習の必要がないかもしれませんし、そうではない人はこれからコツコツと積み上げていく必要があるかもしれません。
それでは、これまでに紹介した能力判定試験別について見ていきましょう。
時間内の正答数を問われる試験には、問題集をひたすら解いていくことで処理スピードを上げながら正答率を高める練習が有効です。
インバスケット試験には、ベストセラーになっている書籍もありますし、問題集を販売している業者やセミナーでグループワークしながら学べるところもあるようです。
プレゼン試験は、資料作成からプレゼンテーションのテクニックまで、本当に多くの本が出版されていますので自分に合ったものを選べると思いますし、こちらもセミナーで学べるところも多いようです。
このように書籍やセミナーでしっかり学ぶことも有効です。
これまで毎年能力試験で合格判定をもらえていない人の中には、能力試験は自力でなんとかしようとする人が多いようにも思いますが、なんとかなっていない現実があります。
もしかすると、そういう人たちは昇格試験の勉強にお金と時間をかけるのがもったいないと考えているのかもしれませんが、それは大きな間違いです。
以前に昇格試験は昇格すると年収ベースで約70万円ほど増える(会社によって異なります)ことをお伝えしましたが、それを考えるとどんなに昇格試験の勉強にお金をかけたとしても、合格すれば1年で回収できてしまいます。
つまり、昇格試験に投資することは効果的な自己投資だと言えるのです。
どのくらい勉強に時間とお金をかけるのかは、本人の判断ですが、もしこのままでは能力試験に合格できないかもしれないと思ったら積極的に自己投資してみてください。