昇格試験と向き合う


  • 能力診断試験

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能力はコツコツしか積み上がらない

誰でも能力判定試験で合格レベルの結果を出すことはできると思います。

それは、能力判定試験は回数をこなせば、確実に合格に近付くスキルのようなものだからです。 つまり、コツコツ積み上げていくのです。

この試験で問われる能力とは「規定の時間内にどれだけの数の問題をどれだけ正確に解けるか」です。

つまり、「時間内に正確に処理する数」が多ければ、能力が高いというわけです。

実際の仕事でも、就業時間内に複数の業務を正確に処理する必要がありますので、この方法で能力を測るという考え方は間違ってはいないように思います。

それに、仕事を繰り返して回数をこなしていくうちに「時間内に正確に処理する数」が増えて行く経験はどなたもあるでしょう。

誰でも増えるということは、誰でも能力を上げることはできるということです。

ただし、工夫する点があるとすれば「正確性と数を増やそう」と意識しながら繰り返すことでしょうか。ただ何も考えずに繰り返していても、少しは増えては行くと思いますが、増やそうと意識する方が、格段に増え方のスピードが速いでしょう。

例えばスポーツでも、趣味で楽しむ人とプロを目指す人では、ただ走るということでも練習に取り組む意識が違うため、自ずと結果も違ってくるというようなものです。

ここまでの説明で能力判定試験への対策が、だいたいお分かりいただけたのではないかと思います。

能力判定試験で合格レベルに達しようとするなら、能力判定試験の模擬テストを何度も「正確性と数を増やそうと」しながら繰り返しましょう。

具体的な方法をお伝えするとこのような手順になります。

1、模擬テストに使える問題集や書籍を購入する。

2、本番の試験と同じ問題数(できればカテゴリー毎の問題も合わせる)を準備する。

3、本番と同じ時間を設定し模擬テストを実践する。

4、採点して、結果を確認し自分の現在位置を知る。

5、「正確性と数を増やす」方法を考え実践する。

6、2〜5を繰り返し、安定的に正答率80%以上になったこと確認する。

もし、本番と同じ問題を準備できなくても、似たような問題でも構いません。

時間内に正確性と数を増やすスキルを身につけるという目的であれば、全く違った問題集でもいいかもしれません。まずは時間内に数多く解くということに慣れましょう。

この能力判定試験を含め、昇格試験ではその人物の才能ではなく、どのような姿勢で仕事に従事してきたかを問われているように思います。

その内容のひとつが能力判定試験で問われている「時間内に正確に数多く処理するスキル」なのではないしょうか。


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