昇格試験と向き合う


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とにかく書く フレームワークをこなす

とにかく書くということについてオススメしていることがあります。

それは、フレームワークの1000本ノックです。

フレームワークとは、ある一定の質問に答えていくことで、課題解決の答えや解決に導くヒントを得ていくための作業のことです。

合格レベルの小論文を書くためには、自分の仕事について理解して、それをわかりやすく説明できる表現スキルが必要になってきます。

その表現スキルを強化するためには、フレームワークが効果的だと思います。

1000本ノックとは、そのフレームワークを1000回やるということです。

少し大げさに1000本と書きましたが、数え切れないほどにフレームワークをこなすということをお伝えしたいのです。

では、そのフレームワークの質問はどのようなもので、どのようなテーマについて書いていくのでしょうか。

それでは、フレームワークの一例をお伝えします。この質問は、自分なりにアレンジしてもらっても構いませんし、お題となるテーマは自分の職場で使っているワードを使ってください。

<小論文フレームワーク>

⑴「フレームワーク~以下の問いに答える~職場見学の中学生に説明するつもりで」

・〇〇とは何ですか?

・〇〇はなぜ必要(大切)なんですか?

⑵「フレームワーク~以下の問いに答える~箇条書きでもOK」

①あなたの仕事にとって〇〇とは何ですか?

②あなた(の職場)の〇〇の課題をあげてください。

③その課題を解決するためにあなたは何をしていますか?

<フレームワークのテーマ>

・安全・品質・コスト・納期・必要とされる人材・自律した個人・管制官・コミュニケーション・生産性向上・プロ意識・人材育成・役割分担・役割遂行・チームワーク・効率・効果性・専門性・必要な心構え・独自性・改革・改善・革新・ワークライフバランス・チャレンジ・スピード・主体性・バランス・アウトプット・仕事の質と量・成果・仕事の進め方・信頼・報連相・折衝と交渉・論理性・向上心・当事者意識・進取の気性・リーダーシップ・フォロワーシップ・傾聴力・職場目標項目など

フレームワークをやってみると気づくことがあります。

それは何気なく当たり前のように使っている職場ワードについて、しっかり説明できないということです。つまり、説明できないということは理解していないということです。

もし、理解していない状態で小論文を書いたのなら、それは薄っぺらいものになるでしょう。そして、必ず読み手に伝わります。それは職場について表面的なことしかわかっていないからです。

ここでフレームワークをやる理由は、この理解できていない自分を理解するためでもあります。理解していないのなら、理解できるようになればいいのです。自分が理解していなくても、職場の中にはそのことについて説明してくれる人が必ずいます。

わからないことがあれば、恥ずかしがらずに聞いてみましょう。

理解していなかったことを理解するのがフレームワークの目的なのですから。


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