昇格試験と向き合う


  • 面接試験

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ここで自分の強みの棚卸が活きる。成功事例を準備しておく

面接試験では、基本的なことを押さえておくことも大切ですが、アピールできる材料を準備しておくことも重要です。

具体的には「自分の強みの棚卸」をして、アピールできる能力や実績をすぐに話せるようにしておくのです。

棚卸とは、言い換えるとリストアップに近いものです。しかし、ただのリストアップでは面接で使えるアピール材料の掘り起こしとしては弱いので、あえて棚卸という言葉を使っています。アピールできる能力や実績をすぐに話せるようにしておくということが大事なのです。

では、アピールできる自分の強みとはどのようなものでしょうか。意外と自分が思っている強みは強みではなかったり、自分では当たり前だと思っていたことが強みになったりするので、自分一人ではなく周囲の人に聞くなどして棚卸を進めておきましょう。

<自分の強み(アピール)できる材料>

▪️他人は苦労しているが、自分には簡単にできること。

・誰でも臆せずに話しかけられる→フロアのすべての人と知り合い(人脈が広い)

・出来事を整理、体系化することが得意→プレゼン資料作成をよく任される

・報告書の作成が得意で上司にも褒められる→コツを定例の場などでシェアしている

▪️過去の仕事の成功例

・大きな金額が動いたもの(売上・コスト削減など)

・大きな時間を削減したもの(作業時間の大幅短縮や効率化)

・大きなプロジェクト(リーダーシップ・目標達成など)

・関連部署への波及効果の大きかったもの(全体最適の活動など)

▪️過去の失敗談からの学び

・計画が甘く、上司への報連相を怠り迷惑をかけた(仕事の進め方を工夫している)

・独りよがりな指示に誰もついてきてくれなかった(人の扱う際は相手を想う)

・一人で全部やろうとして失敗(チームプレーの大切さを知った)

・軸のない言動を繰り返し混乱させた(原則に従ったリーダーシップを意識)

▪️国家資格など専門性をアピールできるもの

▪️仕事以外での人付き合い

・定期的に勉強会を主催している

・関連部署との交流を図るため、草野球を月一で開催している

・飲み会などの仕切りが得意で自職場に関わらず幹事を頼まれ喜ばれている

できるだけアピール材料は多い方がいいですが、最低でも仕事面で2つ以上は詳しく話せるように準備しておきましょう。

詳しく話せるとは、いくつか質問されても滞りなく答えられるということです。間違っても他人のアピール材料を自分のこととして言うのはやめておきましょう。質問されるうちに必ず嘘の綻びが生じてしまします。


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