- 面接試験
スポンサーリンク
最低限のマナーとテクニックは知っておく
前項では、面性試験には取り繕わずにありのままの自分で臨むしかないかもしれないと書きましたが、それでも最低限のマナーとテクニックなどの事前準備は必要でしょう。
面接のマナーやテクニックに関しても書籍が多数出ていますので、1〜2冊読めば最低限の知識を仕入れることができると思います。これらの基本的なマナーやテクニックは一度仕入れてしまえば、すぐに実践できるものがほとんどなので、初めに少し手間をかけましょう。
わざわざ解説するまでもないかもしれませんが、もし最低限のマナーやテクニックを知らずに臨むと常識を知らないと判断されたり、面接官を不快にさせてしまうかもしれません。面接官も人間ですし、管理職をやっている人であれば無礼な対応にも慣れていないでしょう。ちょっとした準備を怠ったばかりに不合格になったのではもったいないと思います。
では、具体的にどのようなマナーやテクニックがあるのでしょうか。
<最低限のマナーやテクニック>
・入退室のマナー(ノックの仕方、ドアの開け方、入り方、ドアの締め方)
・挨拶のタイミング、自己紹介のタイミング、椅子に座るタイミング。
・受け答えは丁寧語、尊敬語、謙譲語を適時使う。
入退室のマナーはやってみると意外とわかならなくなるかもしれません。
例えば、ノックは何回するのか、ノックの強さはどのくらいか、ドアは右手で開けるのか、ドアを開けたら挨拶するのか、ドアを閉めてから挨拶するのか、ドアを閉める時に面接官に背を向けてもいいのか、など改めて考えてみるとよくわからなくなるのではないでしょうか。
さらに、挨拶や自己紹介のタイミングは椅子に座る前なのか、座ったあとなのか、いつ椅子に座ればいいのか、についても自信を持ってこうだと言えるでしょうか。
詳しくは面接マナー本などで解説されていると思いますが、一般的にはこのような手順だと思います。
1、ノック2回 2、「どうぞ」の合図で扉を開く 3、「失礼致します」と挨拶
4、入室したら背を向け扉を閉める 5、振り向いて一礼したら椅子の横まで歩く
6、面接官の第一声に従う「自己紹介してください」か「どうぞお掛け下さい」(どちらがかが先でどちらかが後になる)
そして受け答えは丁寧語や尊敬語、謙譲語のいずれかを適時使いましょう。この点に関しては、よほど変な使い方をしなければ問題はないと思います。
ただ、やってはいけない受け答えとしては、〇〇っす、はいっす、自分は〜、というような、いわゆる若者敬語や後輩言葉は面接には不向きなので、思わず使ってしまうことが無いように注意しましょう。