昇格試験と向き合う


  • 面接試験

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想定問答を繰り返す 練習相手を頼む ビデオ録画も有効

面接試験の有効な準備の一つとして、想定問答を作成するというものがあります。

想定問答とは、面接での受け答え(問答)を想定したものを文書に起こす作業のことです。想定問答は自己紹介から始まり、想定されるあらゆる質問を考え、それに回答できるように書き出していきます。

想定される質問とは、実際に過去の面接でされた質問や自己紹介で使ったワードに対する質問などのことです。

他にも、実際に過去の面接でされた質問は、また使われるかもしれませんので、できるだけ多く仕入れるようにしましょう。想定問答は、多ければ多いほど事前に自分の考えをまとめておくことができますので、しっかり準備しておきましょう。

想定問答では、特に自己紹介で使ったワードに対する質問にはしっかり答えられるように書き出しておいてください。自分でもよく理解していないワードを使ってしまうと、答えることができずに印象を悪くしてしまうかもしれません。

しかし、想定問答はあくまで想定できる範囲をカバーできるだけです。

実際の面接で想定問答で用意した質問をされる割合は1割程度でしょう。

その1割に対応するために、しっかり想定問答を準備しておくことも大切ですが、どんな質問にも答えられるような柔軟性が最も大切なことは忘れないようにしてください。

そして柔軟性を持って、どんな質問にも答えられるようにするには、実際に誰かと対面して面接練習を行うことが有効です。できれば、面接官の立場に近い管理職(自分の上司など)に練習相手を依頼しましょう。

面接官の立場に近い人は、同じような考え方や物の見方をしますので、より本番に近い面接練習ができると思います。

もし上司などの管理職に頼めない場合は、自分の家族や友達に頼んでもいいかもしれません。同僚や後輩でももちろん構いません。自分が用意した質問を渡しておいて、それ以外の質問もしてくれるように頼んでおけば、いろいろな質問に対応できるようになるでしょう。

実際に面接試験では想定外の質問も多く、対応に苦労することがよくありますので、想定外の質問すらも想定内として対応できるようになれば準備万端と言えるかもしれません。

また、自分の面接の受け答えを客観的に見るために、面接練習の姿を動画撮影してみることも有効です。最近ではスマートフォンの普及で手軽に動画撮影できますので、面接練習の風景や、一人での練習の姿を撮って自己分析してみるのも効果的だと思います。

初めは恥ずかしいかもしれませんが、ぜひ試してみてください。


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