昇格試験と向き合う


  • 合格する目的

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今回、合格するとどうなる?

昇格試験と向き合う前に、まずは自分と向き合う作業をしていきましょう。

最初に「合格するとどうなるか」について考えていきます。
合格するメリットとデメリットにはどんなことがあるのでしょうか。

合格するメリットはわかるけど、デメリットなんかあるの?と思う方もいるかもしれません。でも、実際には合格することによる、不都合(デメリット)は確かに存在するようです。

実はこのデメリットこそが、無意識に合格することにブレーキをかけているようです。
ということで、しっかり見ていきましょう。
でも安心してください。自分がブレーキをかけていることに気づければ、ブレーキを外すこともできるようになりますから。

それでは、合格するメリットとデメリットそれぞれについて見ていきましょう。

まずは合格するメリットについてです。すぐにいくつも思い浮かぶのではないでしょうか。
・お金について(昇給):給料が増える。家計が改善する。使えるお金が増える。
・仕事について(昇格):仕事の幅・影響・裁量の範囲が広がり思いが通りやすくなる。
・使命感について(誇り):承認感が得られる。セルフイメージが上がる。誇りを持つ。
・受験からの卒業(解放):毎年の憂鬱さからの解放。試験前の季節を楽しめる。

他にも、昇格することで上司とのコミュニケーションが増えて仕事がしやすくなるかもしれません。結婚などでパートナーや家族がいる方は、ちょっと尊敬されるようになったり、関係性が良くなるかもしれません。

なんだか、合格することは良いことづくしのようですが、しっかりデメリットについても見ていきましょう。

実はデメリットになりうることは意外とあるのです。先ほどメリットとしてあげた項目が見方を変えるとデメリットになることもあるのが不思議です。

・仕事の責任が発生:リーダーの役割で自分だけじゃなく、チームの仕事に責任が発生。
・仕事の量が増える:これまでより仕事の量が増えます。求められる質も高まります。
・新しい役割のへ不安:初めての仕事への不安。チャレンジ失敗しないか、成果出るか。
・周囲の期待と嫉妬:上司の期待も上がる。周囲からの嫉妬も受け止めることになる。

他にも、給料が増えることや昇格への抵抗(自分なんかそんな価値ないというネガティブな思い込み)があるかもしれません。

いかがでしょうか。自分に当てはまるデメリット(不都合)はありましたか?
言われてみれば、そうかもしれないと思うことがあったかもしれません。

しっかりと自分のブレーキになっているかもしれない不都合について向き合ってみましょう。そのブレーキは本当に必要でしょうか?

この章では「自分の合格する目的(何のため)を明確」にしていきます。

そのためには、ここで自分のブレーキについて知ることは大事な要素なのです。

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